top of page

カクテル


こんにちは

カフェスイーツ大好き@友ミンです

今回はカクテルについて

紹介したいと思います

・カクテル

カクテルとは、

ベース(基酒)となる酒に、

他の酒または

ジュースなどを混ぜて作る

アルコール飲料のこと。

混酒。ただし、

アルコール分を含まないか、

1%未満程度の

ノンアルコールカクテルもある。

カクテルを具体的に表現したとき、

しばしば「酒+何か」と表現される。

例えば、

スタンダードなカクテルとして

紹介される「スクリュー・ドライバー」

というカクテルは、

「ウォッカ+オレンジ・ジュース」で

構成されており、

この表現に当てはまる。

しかし、

「マティーニ」という

カクテルは

「ジン+ドライ・ベルモット」、

つまり「酒+酒」ということになる。

ここから、

カクテルをより

正確に定義づけるには

「酒+その他の酒

and/or その他の副材料」と

考えることができる。

原始的なカクテルが

作られはじめたのは、

古代ローマや古代ギリシャ、

古代エジプトの時代だったと

考えられている。

これは、当時のアルコール飲料

(ワインやビールであった)の質が

現代に比べてはるかに劣るものであり、

その味を補正するための手段であった。

古代ローマ、

古代ギリシャでは、

そのまま保存したのでは

劣化・酸化して

しまうワインに熱を加え、

凝縮したうえで副材料

(草根木皮や粘土など)を

混ぜたものを保存していた。

それを水で割って飲むことが

一般的なワインの飲み方とされており、

これは「酒+何か」

の定義に当てはまる。

また、古代エジプトではビールに

さまざまな副材料を加えたものが

飲用されており、

これには、

カルミ、チズム、コルマがあった。

こちらも

「酒+何か」の定義に当てはまる。

他にも、

原始的なカクテルとしては、

唐で作られていた「ワイン+馬乳」

というものがある。

このように、「常温」で

飲まれていたカクテルであったが、

中世の時代になると、

寒い冬の時期に「カクテルを温めて飲む」

という習慣が生まれていく。

その名残として、

現代でもフランスのヴァン・ショー、

ドイツのグリューヴァイン、

北欧のグレッグ

といったものが飲用されている。

さらに、

中世は蒸留酒が錬金術師たちによって

作り出された時代でもあり、

様々なカクテルが

誕生した時代でもある。

この時代に生まれたものとして

特筆されるのは

イギリス陸軍大佐

フランシス・ニーガスが

考案したニーガス

(ポート・ワイン+湯+砂糖+

レモン+ナツメグ+ブランデー)、

インドが発祥といわれる

「パンチ・スタイル」がある。

近年では、氷を用いた

「コールド・ドリンク」

が主流であるが、

そうしたカクテルが

登場するのはずっと後、

19世紀末から20世紀初頭に

なってからのことである。

「氷は近代になるまで

貴重品であったから」

というのがその理由であったが、

1876年にカール・フォン・リンデが

製氷機を開発したことによって、

一年を通していつでも氷を

入手できるようになった。

これにより、「マティーニ」や

「マンハッタン」といった、

新しいジャンルの、

現在ではカクテルの代表格と

されるレシピが

発案されていったのである。

それらの新しいカクテルは

アメリカで生まれたものであったが、

第一次世界大戦と禁酒法により職を

失ったバーテンダーがヨーロッパへ

移っていったことによって、

全世界に広がって

いくことになったのである。

1920-30年代の

ヨーロッパにジャズなどの

アメリカ文化が流入し、

その一端として

カクテルブームが起きた。

イギリスでは第一次世界大戦以前は

ディナーの前に酒を飲む習慣は

ほとんど無かったが、

アフタヌーン・ティーの時間に

女性も含めた仲間が連れ立って

ホテルのバーなどに集まり、

強いカクテルを飲むことが

当たり前のようになった。

カクテル・タイムと呼ばれる

この新しい習慣は、

若い世代を中心に

あっという間に受け入れられた。

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page